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花のある暮らし                                   郡山敏幸


 生活の中での茶花の花器は特に高価な器でなくとも
 空きビンでも何でも身近なものでいいのですが、やはり
 陶器が似合いますね。
 萩焼も生け花も伝統を引き継ぐため形という概念が
 生まれてきます。
 流派というものですね、茶花には流派はありません
 花を活ける人それぞれが流派です。
 私の焼き物も私自身の流派でありたいと思います。
 独創性を大切にシンプルで手頃な花器を制作しています。

  真・行・草

        
     
     (規律)          (間合い)          (自由

敷板: 真の花入れには 「矢筈板

     行の花入れには「塗物の蛤端」
        草の花入れには「木地の蛤端」
侘びの美学

 「花をのみ 待つらん人に山里の 雪間の草の春を見せばや」
                             
                              (藤原 定家)

桜の花が爛漫と咲くのを待っている多くの人達に、山奥の雪間の
草の閑かな美しさを見せてあげたい という意味です。

王侯貴族的な、表面に現れた華やかさや美しさにとらわれず
平凡な庶民の、ものの哀れを自分の身に強く引きよせた
わが身につまされた庶民性の美学・侘びの美学である。




 
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